
こんにちは、リクです。
ここ最近、新型コロナの変異種「オミクロン株」の発生を受け、日米ともに株価急落するなど、動きがありますね。
忘れもしない2020年3月、新型コロナウィルスによる大暴落からやがて2年が経とうとしていますが、今回の急落の際、動けるかどうかは投資方針をしっかり持っている人が実際に動けるのでしょう
そのため、なんのために投資するのか?を再検討してみました
なんのために投資しているのか?
主に3つ
- 老後資金問題
- インフレ問題
- Fuck you money準備
それぞれ、深堀りしていきます
老後資金問題

かの有名な「老後2000万円問題」
2019年金融庁が発表した「平均収入から平均支出を引くと毎月5.5万円(=30年間で2,000万)不足する」というケースです。
これには各所から賛否両論あり、2020年の家計調査を元に同じ計算をすると、収入から支出を引いた差額は毎月1,500円で、30年間で55万円しか不足しない結果になったり、どの年代のデータを使うかで試算結果が異なるなど、根拠が無いとの反論もありました
また、自分の場合は老後いくら足りなくなるのか?を考えるのが重要ですが、激しく技術革新が進む中で将来の支出を正確に図ることも難しいでしょう
なので、当面国が示した「2000万」をクリアすることを目標に老後資金対策をするのが腹落ちすると思います。
この対策には、
- iDeCo×144,000円/年
- つみたてNISA×400,000円/年
でクリアできます
両者合わせて544,000円/年、36年積み立てれば元本だけで2000万近くになります
これに3%複利を加味すれば、30年でも2,641万円になります

株価というのは、上下を繰り返し「年○%上昇」に漸近していくので、この右肩上がりのグラフは「超そのとおりにならないグラフ」ではありますが、老後資金と考えれば狼狽売りなどせず、下がってもジッとほったらかしにできるのではないかと思います
インフレ問題
世はまさに超低金利時代!!

ゆうちょ銀行の金利推移ですが、2020年で0.002%の金利しかつきません
100万円預けていたら、金利で200円もらえる計算です
さて、インフレ(物価上昇)について日銀と政府は、インフレ率2%上昇を目指すと宣言しています
つまり、
- 100円で買えていたリンゴが、翌年には102円、その翌年には104円
- 100万円で買えていた車が、翌年は102万円、その翌年は104万円
と、物の値段が上がる(相対的にお金の価値が下がる)ことを政府は目指すといっているのです。
さて、預金金利0.002%とインフレ率2%
なにもせず銀行に預け入れているだけでは、お金の価値が目減りしていきます
なにもしない方がリスクになるので、インフレ問題は株式投資をする柱の1つです
Fuck you money準備

仕事が好き・嫌い、あなたはどちらでしょうか。
ちなみに、私は部署毎に仕事の内容が変わるので一律に好き・嫌いは言い切れませんが、雇われの身では仕事のコントロールができないのがツラいです
特に仕事での「クレーム処理」や「遠隔地転勤」は、めちゃくちゃ嫌いです
一方、好きな部署も存在するし、激混みする本社よりは近くの支所はむしろ好き
そのため、仕事自体が嫌いというわけではないのです。
ただ、雇われの身では、仕事の種類を選ぶことや勤務先を決めることは、なかなか難しいですよね
なので、いつか訪れるかもしれない「仕事がめちゃくちゃ嫌になったとき」に「Fuck you」と言って辞めることができる資金準備が必要と思いました!
そのためには、
- 高配当株投資で年収並に配当金を得る
- インデックス投資4%ルールの4%部分が年収並になる
が必要なので、稼いだお金を株式投資に入れていくのです
まとめ
改めて再考してみると、
- 老後資金問題 → 30年間はインデックス投資を積立継続
- インフレ問題 → 預金するよりは株式投資に回したほうがリスク回避できそう
- Fuck you money準備 → 余剰金を高配当株&インデックス投資(仮に失敗しても、仕事継続すれば生きれる)
この3本が株式投資を行う柱となっています
よって、上記3本柱がクリアしない限り、株式市場から撤退や大きく資金を引き上げることはないでしょう。
今回のオミクロン株による急落もインデックス投資を積み立てている立場からはラッキーかもしれません!
また、Fuck you money準備も急落を利用すれば、うまく早期達成も可能かも。こういうとき高配当投資をしているとワクワクしてきますね笑
以上、なんのために投資をしているのか?でした。
みなさんの参考になれば、幸いです
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